朝、寝返りを打った瞬間に天井がぐるぐる回った。

起き上がる時や下を向いた時に、急に強いめまいが出る。

数十秒でおさまるけれど、また同じ動きをするとめまいが起きそうで怖い。

このようなお悩みはありませんか?

ぐるぐる回るめまいは、耳の中のバランス機能が関係していることがあります。
特に、頭の向きを変えた時に短時間だけ起こるめまいは、良性発作性頭位めまい症・BPPVの可能性があります。

突然のめまいは、とても不安になりますよね。

「また寝返りをしたらめまいが起きるかも」

「仕事中や外出先で起きたらどうしよう」

「病院に行くべきか、様子を見てよいのか分からない」

そのように感じている方も多いと思います。

この記事では、頭位めまい症・BPPVの特徴、耳鼻咽喉科での対処、当院でお手伝いできる範囲をわかりやすくお伝えします。

院長 酒井
院長 酒井

ぐるぐる回るめまいは、まず耳鼻咽喉科で原因を確認することが大切です。
そのうえで、めまい患者さんに多い首肩の症状や姿勢も一緒に整えていきましょう。

私も頭位めまい症の経験者です。
自分の施術とホームケアで治した経験からお伝えできる事、お話ししますね。

こんなお悩みはありませんか?

  • 寝返りをした時にぐるぐる回る
  • 朝起き上がる時にめまいが出る
  • 下を向いた時にめまいが出る
  • 上を向くのが怖い
  • めまいは数十秒でおさまる
  • 同じ動きをすると繰り返す
  • 吐き気を伴うことがある
  • めまいが怖くて動作を避けている
  • 仕事や外出が不安になった
  • また再発しないか不安
  • 耳鼻科に行くべきか迷っている
  • 何とか改善したい

いくつか当てはまる場合は、良性発作性頭位めまい症・BPPVの可能性があります。

ただし、めまいには脳や耳の病気が関係することもあるため、まず耳鼻咽喉科で確認することが大切です。

頭位めまい症・BPPVとは?

頭位めまい症・BPPVとは、頭の位置を変えた時に起こる、短時間の回転性めまいです。

寝返り、起き上がり、下を向く、上を向くなどの動作で、周囲がぐるぐる回るように感じることがあります。

BPPVでは、耳の奥にある耳石という小さな結晶が、本来ある場所からずれて三半規管に入り込むことで、めまいが起こると考えられています。

めまいは強くても、数秒から1分程度でおさまることが多いです。

一方で、また同じ動きをするとめまいが出るため、動くこと自体が怖くなる方もいます。

BPPVは、命に関わるめまいではないことが多い一方で、自己判断は禁物です。
初めての強いめまい、神経症状、難聴を伴う場合は、必ず医療機関で確認しましょう。

BPPVは、めまいそのものの時間は短くても、ぐるぐる回転するめまいで、吐き気が伴う事もあり、心理的な不安が残りやすい症状です。

「また起きたらどうしよう」と思うことで、首や肩に力が入り、身体を固めたまま過ごしてしまうことがあります。

耳鼻咽喉科での治療とあわせて、めまい後の身体の緊張も見直すことが大切です。

放置してしまうとどうなる?

BPPVは自然に落ち着くこともありますが、めまいへの不安から動作を避けるようになることがあります。

寝返り、起き上がり、上を向く動作を避け続けると、日常生活が不自由になりやすくなります。

  • 寝返りが怖くなる
  • 起き上がる動作が不安になる
  • 外出が怖くなる
  • 仕事中のめまいが心配になる
  • 首肩に力が入りやすくなる
  • 姿勢が固まりやすくなる
  • 再発への不安が強くなる
  • 生活の質が下がりやすくなる

手足のしびれや麻痺、ろれつが回らない、激しい頭痛、意識障害、強いふらつき、難聴を伴う場合は、BPPVと決めつけず、耳鼻咽喉科または脳神経内科・脳神経外科へ相談してください。

特に、初めて経験する強いめまいの場合は不安が大きいと思います。

「いつものめまい」と自己判断せず、まず耳鼻咽喉科でめまいの原因を確認しましょう。

原因が分かることで、必要以上に怖がりすぎず、落ち着いて対処しやすくなります。

BPPVが起こる背景

BPPVは、耳石が本来の場所からずれることで起こると考えられています。

はっきりした原因が分からないことも多いですが、いくつかの背景が関係することがあります。

  • 寝返りが少ない
  • 長時間同じ姿勢で寝ている
  • 頭をぶつけたことがある
  • 疲労がたまっている
  • 睡眠不足
  • 首肩の緊張
  • 姿勢のこわばり
  • 運動不足
  • ストレス、不安
  • 内耳の機能低下

大切なのは、
「このめまいがBPPVなのか、別の病気なのか」を確認することです。
病院への受診をしたうえで、必要な対処を進めましょう。

同じぐるぐるめまいでも、原因は人によって違います。

BPPVのこともあれば、メニエール病、前庭神経炎、脳の病気などが関係することもあります。

そのため、めまいの種類、続く時間、耳の症状、神経症状の有無を確認することが大切です。

余裕があれば、病院受診前にどんなめまいだったか、どのくらい続いたか、何時頃にあったか、などをメモに残しておくのもお勧めです。

耳鼻咽喉科ではどんな対処がある?

BPPVが疑われる場合は、耳鼻咽喉科で相談することが基本です。

頭の向きを変えた時のめまいや眼の動きを確認し、BPPVかどうかを判断します。

  • 問診
  • 耳の症状の確認
  • めまいの起こり方の確認
  • 頭位変換検査
  • 眼振の確認
  • 必要に応じた聴力検査
  • 頭位治療
  • 耳石置換法
  • 薬物療法
  • 経過観察

BPPVの治療では、耳石を本来の位置へ戻すことを目的とした頭位治療が行われることがあります。

めまい止めの薬は、吐き気や不安をやわらげるために使われることがありますが、耳石そのものを戻す治療ではありません。

めまいを一時的に楽にすることと、
耳石の位置を整えることは、少し目的が違います。
BPPVが疑われる場合は、耳鼻咽喉科での診断と頭位治療(耳石体操など)が大切です。

耳鼻咽喉科で診断と治療を受けることで、「何が起きているのか」が分かりやすくなります。

その後の対処をどうするかも、決めやすくなります。

BPPVと向き合う

BPPVと向き合うためには、まず正確な診断を受けることが大切です。

そのうえで、めまいが出る動作、再発への不安、日常生活で避けている動きを整理していきます。

  • 寝返りでめまいが出るか
  • 起き上がりでめまいが出るか
  • 下を向くと出るか
  • 上を向くと出るか
  • どのくらいでおさまるか
  • 吐き気があるか
  • 難聴や耳鳴りがあるか
  • 首肩に力が入っているか
  • めまいへの不安が強いか
  • 日常動作を避けているか

めまいへの不安から、身体を固めるクセがつきやすくなります。

首肩や背中の緊張をやわらげ、呼吸を整え、安心して動ける身体の状態を目指すことも大切です。

BPPVのケアでは、
「耳鼻咽喉科で原因を確認すること」と、
「めまいの原因の一因となった部分と身体を整えること」の両方が大切です。

当院の特徴

恵比寿鍼灸整体院さかいでは、ぐるぐる回るめまいのお悩みに対して、まず耳鼻咽喉科での診断状況を確認します。

そのうえで、首肩の緊張、背中の張り、姿勢、呼吸、めまいへの不安から来る身体の緊張等を見ていきます。

1 耳鼻咽喉科での確認を大切にします

当院では、BPPVの診断、眼振検査、頭位治療、耳石置換法は行いません。

初めての強いめまい、難聴を伴うめまい、神経症状を伴うめまいの場合は、まず耳鼻咽喉科や脳神経内科・脳神経外科での確認をおすすめします。

  • 耳鼻咽喉科での診断状況の確認
  • めまいの出方の確認
  • 耳の症状の確認
  • 目の動きの確認
  • 首肩こりの確認
  • 姿勢の確認
  • 呼吸の深さの確認
  • 日常生活での動作の確認

2 めまい後の身体の緊張を整えます

検査結果や医療機関での診断内容を確認したうえで、トリガーポイント鍼灸・アクティベータメソッド・オステオパシー・アロマテラピーを組み合わせて施術を行います。

首肩の緊張、背中の張り、姿勢のこわばり、呼吸の浅さなどを整えていきます。

  • トリガーポイント鍼灸
  • アクティベータメソッド
  • オステオパシー
  • アロマテラピー
  • 首肩の緊張へのケア
  • 背中の張りへのケア
  • 姿勢へのアドバイス
  • 呼吸を整えるケア

3 再発への不安も一緒に整理します

BPPVは、症状が落ち着いたあとも「また起きたらどうしよう」という不安が残りやすいめまいです。

当院では、施術だけでなく、普段の姿勢バランスや日常生活で身体を固めすぎない工夫、無理のない過ごし方も一緒に確認していきます。

当院では、
「耳鼻咽喉科での診断と治療を大切にすること」と、
「めまいを起こす原因となった身体を整えること」の両方を大切にしています。

相談をおすすめするケース

  • 耳鼻咽喉科でBPPVと言われた
  • 頭位治療後も身体が緊張している
  • めまいへの不安が残っている
  • 寝返りや上を向く動作が怖い
  • 首肩こりが強くなった
  • 背中が張って呼吸が浅い
  • 姿勢が固まっている気がする
  • 再発が不安
  • 薬だけでなく身体も整えたい
  • 日常生活を少しずつ戻したい

このような場合は、耳鼻咽喉科での診断と治療を大切にしながら、身体の緊張を整えるケアとしてご相談いただけます。

おうちで気をつけたいこと

めまいが出ている時は、無理に動かず、安全な場所で座るか横になりましょう。

転倒しないように、まず身体を守ることが大切です。

  • めまい中は無理に動かない
  • 寝返りや起き上がりはゆっくり行う
  • 高い場所での作業は避ける
  • 運転は症状が落ち着くまで控える
  • 自己判断で薬だけに頼りすぎない
  • 耳鼻咽喉科の指示に従う
  • 頭位治療は自己流で強く行わない
  • 再発したら早めに相談する
  • 首肩に力を入れすぎない
  • 不安を一人で抱え込まない

ポイント
「まためまいが出るかも」と動きを避けすぎると、身体がこわばりやすくなります。
耳鼻咽喉科で確認したうえで、ケアして、少しずつ安心して動ける状態を目指しましょう。

頭位めまい症・BPPVのQ&A

Q. BPPVは自然に良くなりますか?

自然に落ち着くこともあります。

ただし、BPPVかどうかを自己判断することは難しいため、めまいが続く場合や繰り返す場合は耳鼻咽喉科で確認することが大切です。

Q. 何科に行けばいいですか?

ぐるぐる回るめまいがある場合は、まず耳鼻咽喉科が相談先になります。

手足のしびれ、麻痺、ろれつが回らない、激しい頭痛、意識障害がある場合は、脳神経内科や脳神経外科での確認が必要です。

Q. BPPVとメニエール病は違いますか?

違う病気です。

BPPVは、頭の位置を変えた時に短時間の回転性めまいが起こることが多いです。

メニエール病では、めまいに加えて難聴や耳鳴りを伴うことがあります。

判断には耳鼻咽喉科での検査が必要です。

Q. 鍼灸や整体だけでBPPVは治りますか?

鍼灸や整体は、BPPVの診断、眼振検査、頭位治療、耳石置換法の代わりにはなりません。

ただし、耳鼻咽喉科での診断と治療を受けながら、首肩の緊張、姿勢、めまいに関連する身体のこわばりへのケアとして取り入れることがあります。

また、耳石のズレが確認されないケースもあります。

このケースでご来院する患者さんの多くが、食いしばりや歯ぎしり、慢性的な目の使い過ぎ、姿勢の悪さを伴っています。

この部分を改善するケアでめまい症状が緩和するケースが多くみられます。

このような変化を目指します

  • めまいへの不安を一人で抱え込みにくくなる
  • 耳鼻咽喉科で必要な確認を受けやすくなる
  • 再発時の対応を整理しやすくなる
  • 首肩の緊張を整えやすくなる
  • 姿勢のこわばりを見直しやすくなる
  • 呼吸がしやすい状態を目指しやすくなる
  • 寝返りや起き上がりへの不安を軽くしやすくなる
  • 日常生活を少しずつ戻しやすくなる

最後に

めまいへの不安が少し整理されると、寝返り、起き上がり、外出、仕事などの日常動作を戻しやすくなります。

耳鼻咽喉科での治療を大切にしながら、首肩や背中の緊張、姿勢、呼吸を整えることで、安心して過ごしやすい身体づくりを目指します。

ぐるぐる回るめまいをひとりで抱え込まず、耳鼻咽喉科での確認と身体のケアを大切にしながら、安心して日常生活を過ごしやすい身体を目指しましょう

「寝返りをするとぐるぐる回る」
「まためまいが起きるのが怖い」

そう感じている方も、一度お身体の状態を確認してみませんか?

恵比寿鍼灸整体院さかいでは、めまいという症状だけを見るのではなく、姿勢・歩き方・筋肉・自律神経のバランスを見ながらサポートしています。
BPPVでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

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