どうしよう!年末年始のぎっくり腰の対処法

からだのお話

クリスマスが終わりいよいよ年の瀬ですね。

寒い中での大掃除、来客に備えた家具の移動、来客布団の上げ下ろし、

久しぶりのお孫さんとの再会で抱っこや肩車・・

これは全部、勤務していた病院で年末年始によく耳にしたぎっくり腰のきっかけです。

ぎっくり腰ってすごく痛くて辛いですよね。

私も2回経験があります。鍼灸治療はぎっくり腰の痛みにとても有効ですが

お休みでやっていない時も・・

せっかくのお休みが台無しになってしまわないように最善の対処法を4つお伝えします。

そして休日診療の病院に行くかどうか、悩みますよね。

その見極め方法もお伝えします。

ぎっくり腰?すぐに病院に行くがどうかの見極めは?

1・まったく身体を動かさなくても痛い

2・胸の痛みがある

3・尿に血が混じる

4・腹痛や吐き気がある

5・別の病気の治療中で薬を内服している

6・下肢に痺れ、足に力が入らない、おしっこや便通に異常を感じる

これらの場合は別の病気が隠れている可能性が高いので、先ずは病院に相談しましょう。

尿管結石や内臓の病気、圧迫骨折などの原因が隠れている場合があります。

特に70代以降の女性で思い当たる理由がなく強い腰痛を感じたら

必ず病院を受診しましょう。

対処法その1

無理に動かないで楽な姿勢で寝る

これはぎっくり腰かも、という痛みを感じたら先ずは横になって一番楽な体勢で寝ましょう。

なった当日は無理に動かない、が鉄則です。

どの姿勢でも痛いならば腰を曲げて横向きに寝てみましょう。

鎮痛剤入りの湿布を貼ったり、鎮痛剤を内服するのもよいでしょう。

氷枕で冷やして痛みが楽になる場合は患部を冷やしましょう。

対処法その2

動く時にはゆっくり深呼吸しましょう

寝返りなどで動く前には、深呼吸してまずは筋肉を緩めましょう。

痛みがあると人は交感神経が優位になります。

交感神経が優位になると筋肉が緊張して痛みを余計に感じやすくなってしまいます。

深呼吸で副交感神経のスイッチを入れましょう。眠りに入りやすくもなりますよ。

対処法その3

動けるようになってきたらある程度動く

でも『揉まない』『ストレッチしない』

ぎっくり腰の多くは2日目に痛みが強くなるケースが多く、3日目以降になると少しずつ動けるようになってきます。

ちょっと勇気が必要ですが、ここで動き始めると早く改善していきます。

筋肉に炎症があるケース、骨盤の関節に問題があるケースもあるので揉んだり、無理にストレッチしなくて大丈夫です。

対処法その4

 立つ時には掌に意識を向ける・動く時にはインナーマッスルを使う

どんなに痛みがあってもトイレには行きたくなりますよね。

ぎっくり腰の時にトイレに行く辛さは経験者でないとわかりませんよね・・・

そんな時に痛みが最小限で立つには起き上がる時は、掌をついて、その手にかかる重心が同じ状態であるかを意識しながら立ち上がると痛みが少なく立ち上がれますよ。

腰の痛みに気持ちを集中しないことが大切です。

動き出しはおしりを締めるように力を入れてインナーマッスルを使うようにしましょう。

こうするとトイレの立ち座りも楽になりますよ。

実はぎっくり腰の再発率は2人にひとり。

4回繰り返してぎっくり腰になる人は4人に1人です。

ぎっくり腰の本当の原因はほとんどの場合、日常での身体の使い方にあります。

今回の痛みが治まったら、根本的に治して再発を予防しましょう。

予防こそが最大の治療です!

当院ではぎっくり腰の根本的な原因を姿勢や重心分析など、いろいろな角度から検査して原因を判定し、この痛みを再発させない身体作りをお手伝いします。

お気軽にご相談ください。

==================

恵比寿駅西口から徒歩3分・渋谷駅新南口から徒歩12分の鍼灸整体院

【ぎっくり腰・腰痛・根本改善】

恵比寿鍼灸整体院さかい

住所:東京都渋谷区東3-24-9 サンイーストビル605号室

電話:03-6450-5888(完全予約制)・新患1日2名まで

受付時間:平日・土曜10時~21時(当日の予約受付時間は18時まで)

     日・祝9時~15時

定休日:水曜日

コメント