膝痛の時に気にかけてほしい膝以外の3つの場所

からだのお話

秋を過ぎて一気に冬の気配がしてきました。

膝の痛みは寒くなるこの時期、特に辛いですね。

膝痛を起こす病気で最も有名なのは変形性膝関節症(通称OA)で50歳以降の日本人の2人に1人がレントゲン上では、膝に変形を起こしています。

実は変形していても痛みの出ないケースも多く、実際に痛みが出る人は6人に1人の割合です。

病院では痛み止めとしてロキソニンやバファリンが処方されることが多いです。

変形性膝関節症原因は主に

  • 遺伝によるもの(骨の質や骨格は遺伝的な要素が強い)
  • 使い方の癖によるもの(横座り・歩き方)
  • 運動不足、病後などの筋力の低下で関節にかかる負担が増した
  • 半月板や靭帯損傷、骨折などケガの後遺症

上記のような場合が多いです。

どの原因の場合でも、膝まわりの筋力アップは有効ですが、

使い方の癖が原因の場合は、先ずはその癖に気づいて見直すことが重要です。

変形性膝関節症の方々をみてきて感じることは

膝以外に気にかけてほしい体のポイントが3つあるという事です。

その3つとは

  • 足首の硬さ
  • 股関節の硬さ
  • 足の状態(アーチはあるか、足の指の爪が変形していないか)

関節に痛みがある時、その両隣にある関節が代わりに沢山動いたり、支えたりして頑張っています。

もちろん膝痛で足首と股関節が痛くなる事もあります。

逆に、出産で傷めた股関節や古い足首の捻挫などが、隣の関節である膝に長年負担を掛けていて変形性膝関節症を起こすケースも多くあります。

変形性膝関節症と言われたら、これ以上膝に負担が掛からないようにするために、

まずは両隣の関節、股関節と足首の動きが左右で違っていないかチェックしてみましょう。

また足の爪の変形があるかどうか、足のアーチの左右差などは、健康的な歩き方が出来ているかの大切なチェックポイントです。

巻き爪やタコ、魚の目などの痛みで歩き辛い場合は早めに対処しましょう。

歩き方は膝に大きな影響を及ぼします。

膝が痛くなったら、是非この3点を気にかけてみて下さい。

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【膝痛・変形性膝関節症・痛くない巻き爪】

恵比寿鍼灸整体院さかい

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