当院に妊娠中に歩くと恥骨と股が痛い症状で来院された女性(30代・主婦)の症状改善と経過をご紹介します。
ご来院時の症状
妊娠してお腹が大きくなり始めた頃から何となく左の股の奥が痛い感じがあった。25週を過ぎくらいから、徐々に股の痛みは強くなり、犬の散歩や子供の世話などで歩いたり、しゃがんだりすると恥骨や股の奥の方に激痛が走るようになった。
痛みが出てからの経過
痛みを抑えるため、ベルトやガードルを試すと少し楽になったが、左足をつくたびに痛みがあった。出産までの我慢と耐えていたが、股関節痛が改善した友人に当院を紹介され来院した。
検査と身体の状態の分析
妊娠中は身体の重心バランスや姿勢が大きく変化することは当たり前にありますが、恥骨や股関節の痛みはここに大きく関連するため姿勢検査と歩行時の重心検査を行いました。



- 姿勢分析・・頭が前方、左側、反り腰、身体全体が左に傾いている(妊娠前からややO脚あり)
- 立位重心デジタル分析・・左へ重心が偏っている、左右とも重心が脚の外側にある
- 歩行重心デジタル分析・・左足の荷重時間が短い・重心位置が踵に寄っている
- 股関節の動き・・左股関節可動域低下、右片足立ち不安定
- 腰の動き・・妊娠中の為出来る範囲で・後屈で痛み
- 筋肉の動きの検査・・中殿筋、大内転筋、恥骨筋
※上のお子さんの抱っこをいつも左側でしているため、身体の傾きは本人も自覚あり。
施術方針・施術内容
施術内容は
※症状の予防のため、足の重心のかけ方の改善、おしりのと内もものエクササイズをお伝えした

その後の経過
- 1回目の施術後に股の痛みがほとんど感じなくなる
- 2回目~4回目は施術後は楽になるが数日で戻ってしまう(2回目~ホームケア開始)
- 5回目の施術後に痛みが完全になくなり、家事も育児も痛みなく出来るようになった
- 6回目~8回目 お腹の赤ちゃんが1番大きくなる時期であったため、痛みの予防と食いしばりと首こり改善のため施術を継続。元気に子育て出来る身体になりたいと38週まで継続的に施術を行った。
その後40週で無事にご出産、2人のお子さんのママになり元気に子育てを楽しんでいる
当院からのコメント
恥骨や股の痛みが楽になって、本当によかったです。
妊娠中は同じように恥骨や股関節の痛みを感じる方がとても多いです。多くの方は骨盤ベルトを使って痛みを和らげながら、出産までなんとか乗り切ろうとされます。ただ、本来は「我慢する」だけでなく、体を整えていくこともとても大切です。
妊娠中は無理のない範囲で歩くことで、骨盤まわりの筋肉がしっかり働くようになり、出産に向けた体づくりにつながります。骨盤ベルトをしてもなかなか改善しない場合、原因は恥骨や股関節そのものではなく、妊娠によって増えた体重を支えている筋肉や靭帯に負担がかかっているケースが多いです。
そのため、「支える力」を整えてあげることが、痛み改善のポイントになります。今回のケースも年子のお兄ちゃんの抱っこや妊娠による座り方や姿勢バランスが変化したことでお尻や内もも、すねの筋肉や神経、靭帯に問題が起こっていました。
今後も2人のお子さんの育児を楽しんでこなせる元気な身体つくりを当院でサポートしていきたいと思います。

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